
「反響が出るように少し盛っただけ」
この“少し”が、不動産広告では違反・指導・行政処分の入口になることをご存じでしょうか。
不動産広告は、
宅建業法・景品表示法・表示規約という三重のルールで縛られている、国内で最も厳しい広告ジャンルです。
この記事では、実際のポスティング現場で起きている違反事例も交えながら、必ず守るべき表示規約のポイントを分かりやすく解説します。
正式名称は
「不動産の表示に関する公正競争規約」。
簡単に言えば、
消費者が誤解しないための「不動産広告専用のルールブック」
チラシ、WEB広告、ポスティング、看板、SNS広告まですべて対象になります。
| 表現 | 違反理由 |
|---|---|
| 日本一・No.1・最高級 | 根拠が証明できない |
| 必ず儲かる | 断定的判断の提供 |
| 今だけ・残り1区画 | 客観的証明が必要 |
| 激安・格安 | 比較対象が不明 |
👉「勢いをつけたいから入れた」は通用しません。
不動産広告では
1分=80mと明確に決められています。
| 距離 | 表示 |
|---|---|
| 121m | 徒歩2分 |
| 80m | 徒歩1分 |
Googleマップの表示時間は使用不可。
これ、現場での違反が本当に多いです。
| 表示 | ルール |
|---|---|
| 月々5万円〜 | 借入条件・頭金明記必須 |
| 管理費込み | 管理費の内訳必須 |
| 新築分譲 | 総額表示必須 |
| NG表示 | 理由 |
|---|---|
| ロフト含めて60㎡ | ロフトは床面積に含めない |
| 専有面積60㎡ | 内法・壁芯の明記なし |
| 表現 | 違反内容 |
|---|---|
| 駅徒歩5分 | 実際は8分 |
| 残り1区画 | 実際は複数 |
| 今だけ値下げ | 常時同条件 |
広告停止
是正指導
改善報告書提出
悪質なら免許停止・罰金
👉 ポスティング会社も責任を問われます。
不動産広告は「盛る広告」ではなく、
正確に伝える広告です。
誤解を招く表現は、
・反響どころか
・会社の信用
・免許そのもの
を失うリスクになります。
ポスティングで不動産チラシを配る
新築分譲広告を扱う
投資用物件を売る
チラシを自作している
1つでも当てはまれば、表示規約の理解は必須です。