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昨日、大手カー用品店へオイル交換に行ったら、いつものエンジンオイルが無かった!
在庫不足で量り売りを停止しているため3リットル缶を購入してほしいと言われ仕方なく購入。
余った分の使い道に困っています。
最近、カー用品店や整備工場でこのようなケースが増えています。
エンジンオイルは車のメンテナンスに欠かせない重要な消耗品ですが、現在、一部商品で品薄状態や価格上昇が発生しています。その背景には、原油価格の高騰だけではなく、中東情勢、特にイランを巡る戦争リスクの影響も大きく関係しています。
今回は、エンジンオイル不足の原因、イラン情勢との関係、今後の価格動向、そしてドライバーが今できる対策について詳しく解説します。
まず理解しておきたいのが、エンジンオイルは石油から作られているという点です。
エンジンオイルには、
などの役割があります。
車のエンジン内部は高温・高速で稼働しており、オイルが無ければ重大故障につながります。
つまり、エンジンオイルは車にとって「血液」のような存在なのです。
現在、世界中で懸念されているのが中東地域の緊張です。
特にイランを巡る軍事リスクが高まると、世界の原油供給に大きな影響を与えます。
イラン周辺には、世界の石油輸送の要ともいわれる「ホルムズ海峡」があります。
ここは世界の原油輸送量の大部分が通過する重要ルートです。
もし、
などが発生すれば、原油供給が一気に不安定化します。
すると、
へと連鎖していきます。
日本は原油のほとんどを輸入に頼っています。
さらに円安が進行すると、海外から仕入れる石油価格がさらに上昇します。
例えば同じ原油価格でも、
では、日本企業の負担は大きく変わります。
これがオイル価格へ直接影響しています。
エンジンオイルには様々な化学添加剤が使われています。
などです。
しかし世界的な化学工場トラブルや物流停滞により、これら添加剤の供給も不安定化しています。
結果として「作りたくても作れない」状況が一部で発生しています。
物流業界ではドライバー不足が深刻化しています。
その影響で、
も起きています。
特に地方店舗では「発注しても数週間待ち」というケースもあります。
現在、特に品薄になりやすいのは以下のタイプです。
ハイブリッド車や軽自動車向けの低粘度オイル需要が急増しています。
などは人気が集中しています。
メーカー純正オイルは供給数が限られているため、店舗によっては予約制になっています。
高性能オイルほど添加剤を多く使用するため、生産制限を受けやすい傾向があります。
最近ではカー用品店や整備工場で、
という状況が増えています。
以前のように「好きなオイルを自由に選べる」状態ではなくなりつつあります。
「品薄だから次回でいいか」
そう考える人もいますが注意が必要です。
劣化したオイルを使い続けると、
などにつながります。
特に夏場はエンジン負荷が大きくなるため、定期交換が重要です。
大阪でもポスティング業界や配送業界では、日常的に車両を酷使しています。
など、エンジンへの負担が非常に大きい仕事です。
そのためエンジンオイル不足や価格高騰は、車両維持費に直結します。
特に営業車両を多く保有する企業では、
が経営へ影響を与え始めています。
もし中東情勢がさらに悪化すれば、
の可能性があります。
特にホルムズ海峡封鎖リスクは、日本経済全体にも大きな影響を与えると言われています。
物流・運送・ポスティングなど「車を使う業界」は特に注意が必要です。
交換時期ギリギリではなく、余裕を持った予約がおすすめです。
銘柄にこだわりすぎず、
など適合条件を満たすオイルを選びましょう。
オイル量チェックだけでもトラブル防止になります。
企業では、
なども重要になってきます。
現在のエンジンオイル不足は、
など複数要因が重なって発生しています。
特に今後、中東情勢がさらに悪化すれば、
が進む可能性もあります。
だからこそ、
がこれまで以上に重要になります。
車社会を支える私たちにとって、エンジンオイルは単なる消耗品ではありません。
今後の世界情勢を踏まえながら、賢く車両管理を行っていきましょう。
